8番出口の感想
はじめに
8番出口についての感想を書いていこうと思います。
ネタバレがゲームの体験を著しく損ねるタイプのものなので、未プレイの方も読めるよう、できるだけ外側の構造のみに触れるようにします。
「ループ×間違い探し」
正直このゲームの素晴らしい発明は、間違い探しの繰り返し見比べるというところをループってところに変換したことかなと。
これによって二次元から三次元に間違い探しという遊びをアップグレードできており。
フォーマットとしても単純なので
・間違い発見したということを伝える方法
・間違いの方向性(ホラーよりにするかファンタジーにするかなど)
を8番出口の要素から変化したら新たなゲームができる。
実際発表から数日で「Steation5」などの類似ゲームが発売を発表している。
作者が公表しているように”8番ライク”新たなゲームジャンルができた瞬間だと考える。
世界観
要は没入感を生むため要素だが、ルールの理解のしやすさや、現実に起こったら”怖いな”不思議だなという点をうまくまとめている世界観になっている。
ここで現実の駅とかではなく”ファンタジー世界でループする世界から脱却しよう”みたいな内容だったらそこまで流行っていないはず。
多くの人がイメージしやすく、ルール(目的も含む)を正しく簡潔に伝える世界観の選択としてはベストだと思う。
おすすめする方
・ホラーが苦手ではない
・サイゼリヤの間違い探しをついついやってしまう人
・SCPなどの不思議な世界観が好きな方